吉野晃一と上條頌のアコースティックで遊ぼうの旅2018 〜in北九州ブリックホール〜

こんにちは。



今回のこの、「吉野晃一と上條頌のアコースティックで遊ぼうの旅2018」に参加したことを機に、はてなブログを開設させて頂きました。




だってね、Twitterじゃ足りないんですもん。

喜び、感動、楽しさ、ぜーんぶ伝えようと思ったら、全然足りないんです。


ですのでこれからは、長めのしっかりとしたレポを書きたい時は、この、はてなブログにて書き綴りたいと思っております。



どうぞ、よろしくお願い致します。










いざ会場に着きますと、もうね、何て言うんでしょう、薄暗い中にライトとね、赤煉瓦の建物とね、潮風とね、色々なものが相まって、とってもとっても雰囲気が出てるのですよ。


超特急って、やっぱりアリーナとかホールとか。はたまたフェスとかじゃないですか。THEライブと言いますかね。今からライブじゃ〜!!叫ぶぞ汗かくぞ〜!!って感じ。



でもね、そういうんじゃないんです。


え、今から、ライブ、だよね…?



何このジブリの世界に迷い込んだような気持ち。



夢?これは夢なのか?


まさしくそんな気持ちにさせてくれるような会場。




待ってる時も静か。



みんな、吉野晃一に会えるという嬉しさ、楽しみ、緊張、色々な感情が混ざっているんだなと、見ただけで分かるような光景。


(そんな中わたしは「暑い暑すぎる…汗やばい…」と、そのムードを壊してしまうかのような発言ばかりしてしまった。でも許して本当に暑かったの)





整理番号順に呼ばれて、続々と会場内へ。




入った瞬間の感想。






せっっま!!!!






ここで、あの、吉野晃一が歌うの??




大丈夫??




彼の熱量と歌声と、上條さんのギター音とで、この建物ぶっ壊れてしまわない??




そう心配してしまうくらいの狭さ。






そして中もかなり洒落ています。




普通にお酒飲みに来たい感じ。








開場が1時間前だったのですけど、あーもうみんなうずうず。


早く始まらないかな…




何回時間確認したことか。




全然時間進まないんですよ。もうあと15分くらいじゃない?お手洗い済ませときたいって思って確認しても、まだあと40分あるんです。



何これ?


誰か時計操作してる!?!?










そして待ちに待った20時です。




後ろの方からトコトコと上條さんが現れました。

(何かちょっとニヤついてた。笑)




そして話し始めるんですけどね、何てったって!!




声小さいの!上條さん!!!!




声でかいタイプかなって思うじゃないですか。



全然!!!




マイク通してるのに小さいから、わたし、本当に耳傾けてましたもん。笑






そこから上條さんのソロが2曲ありました。



ちょちょっと慣れた手つきでチューニングして、曲がかかると弾き始めるの。





2曲目は音源に歌詞が入ってました。


どちらとも好きな感じだったな〜!!!




わたしだいたいJ-pop、K-popばかり聴く人なもんで、もはや歌詞が無い曲というのを聴いたことが無かったのですが、こういうのも良いなと。



それよりもまず、あんなに体全体でギターを弾けるのだなと感心。


何かね、踊ってるように弾くんですよ。



あれ、上條さん。

ギターも体の一部でしたっけ、って感じ。

わたしがお腹痒くてポリポリ掻いてるのと、本当に同じくらいに自然なんですよ。


(当たり前か。プロだもの)





だけどもね、アコースティックギターのソロだなんて初めて見ますから。



わたしにとってはかなり新鮮でしたから。




かなり見入って聴き入ってましたね。







1曲目と2曲目の間に、どういった経緯でギターを始めたのか。話してくださいました。





初めは全く音楽に興味がなく、中学生の頃、だったかな。バンドをやれと言われ、ドラムがしたかったのだけど先に取られてしまい、ギターとキーボードが残っていたと。



当時キーボードはダサいと思っていた為、消去法でギターを選んだのだそうです。



でもどんどんハマっていき、ニューヨークで2年間ほど、有名なバンドの一員としてギターを弾いたりもしたのだとか。


それも、たまたまギターの欠員が出たと知って、やらせてくださいと直談判。




やっぱりプロって、そういう積極性もありますし、運も持ち合わせてるんだよなぁと思いましたね。





その話の最後に、上條さんがボソッと放った言葉が、わたしの心に刺さったんですよ。








「とまぁ、そういう感じでこんな人生になっちゃったんですけど。…まぁ、最高なんですけど」








何もう!!




最高なんかい!!!






わたしもそう言えるような人生、歩んでみたかったなって、思いましたね。








そしてそして。



」ちょっとチューニングするのでみんな好きにしててください」


と言われ、


マンゴージュースを手にして飲もうとしましたら、


「はい、終わりました」







え、はや!!!






ちょっとマンゴージュースが喉に詰まりそうになりました。

(ちょっとした余談です。笑)







では、晃一くんを呼びましょうかとなり、みんながそわそわし始めました。







でも、彼が出てきたのはまさかのトイレ。




どっと笑いが起こる会場内。




「トイレは嫌だよねぇ〜!臭ったら嫌だもんねぇ〜!」


と上條さん。




悪ガキみたいな顔をした吉野が、元々出るはずだった場所に戻ろうとして躓き、壁に激突。



やっちまった顔の吉野。




笑いが起こる会場内。笑







しょっぱなからやってくれます吉野さん。







ようやく出てきます。




「トイレの申し子!吉野晃一〜!!」






大きな拍手と黄色い歓声に包まれ、出てきた吉野の顔は真顔でした。




ズンズン歩いて来る感じ。




まぁその流れで歌に入るからだろうけれど、よくトイレの申し子と言われて真顔で居られるなだと思いました。



わたしだったら笑っちゃうと思う。

流石プロ。

(いやそこかよ)







そして始まったのが



『Groovin'love』





わたしにとっては初だったのもありますし、やっと会えた喜びとか、うわ…本物やん、近い…!って気持ちもありますし、歌詞が早かったのもありまして、ほとんど聴き取れませんでしたね…(汗)




でも、しょっぱなから飛ばすなぁと思いました。

レポで、みなさまが言っていた意味が分かるなと。



本当に椅子から落ちそう、と言いますか、頭、もげるんちゃうか、なんて思っちゃうほど、激しい激しい。




歌に100%魂をぶつけている感じ。




これ1時間半も持つんか…??って感じ。






自然と体がノッてましたね。







続けて始まったのは


『Play back』





これは、今年の雛祭りの日にありました、井出卓也さんの『DAY1』にて、聴かせて頂いたことのある曲でした。





あぁ、あの曲ね。知ってる知ってる。


そう思える贅沢さ。


幸せ。




雛祭りの日に聴いた時は、もうね、時期が時期でしたもんで、歌詞がすっごく突き刺さって来ると言いますか。





ー楽しいだけじゃいけないのかな。何度こんな気持ちになるのかな。ー



とかね。





だけど今回は、また違った感じで聴くことが出来まして。




今楽しいこと出来てんじゃん!

自分がやりたかったこと、出来てんじゃん!

良かったな吉野!!



って感じで。




わたしにとっては、なんですけど、何だか前向きに聴こえましたね。







歌い終わるとMCに入ったんですけど。




ごめんなさいね、ここのお話全部すっ飛んじゃった。




あれ…



確か。




挨拶みたいなのをして。




吉野が“北九州”を噛んじゃって。

(“きたしゅうしゅう”って言ってたww)






あぁ、本当に忘れちゃった。ごめんなさいね。







そして始まったのが


『恋』




Twitterで騒がれていて、とっても気になっていて早く早く聴きたかった曲の1つだったので、タイトルを聞いただけで背筋がゾワっとしました。笑




お…!!



来たぞ…!!


ってね。





「僕の人間臭い部分を…」とか言ってたんでドキドキしてたんですけど、




実際聴いてみたら、何とも可愛らしい恋の歌って感じ。



すっごく苦しそうに歌ってるんだけれども、歌自体は可愛らしいなと思いましたね。






ーこれが恋じゃなければ何だって言うんだいー





って歌詞が何回も出て来るわけなんですけど、



わたしは毎回その後に、



「うん、それは恋だよ。


大丈夫。それは絶対恋だよ。」




って心の中で返してましたね。


何してんだって感じですけど。笑





吉野のこういう歌がもっと聴きたいよ!!って思いました。



何だろう。ある意味面白い。



ワハハって笑う面白いじゃなくて、これが吉野の経験から作られた歌なんだよなっていう面白さ。



架空でもない、友達から聞いて作ったのでもない、理想でもない、“経験”からなんだっていう面白さ。



吉野ってこういう時こんな風に感じるんだとか、あぁ共感出来るわとか、いやそこは違うなとか、そんなことを考えながら聴くことが出来る歌って、相当面白くないですか。面白いなって思っちゃうんですわたし。



“恋”って、多くの人が経験してることじゃないですか。


『Play back』とか、“共感”って出来ない。


あぁ、そうだったんだなって思うことしか出来ない。




そんな歌も良いんだけど『恋』みたいな、



あぁ!あるあるそういうこと!って、吉野に共感出来る歌があるのって、




何か幸せじゃないですか?







続いて


『Sugar&coffee』





はい、出ました。




いやね、まずよ。




『恋』からの『Sugar&coffee』!!



この流れ最高!!!!





更に可愛らしいの来たっっ!!!って感じ。






でも今回はアレンジしてありまして。




アコースティックの旅だからだと思うんですが、いつもよりスローテンポで。




YouTube吉野晃一チャンネルに載ってる『Sugar&coffee』って、テンポが良いじゃないですか。



1回わたし、グリコのカフェオレのCMにこの曲どうですか〜なんていって、動画作らせて貰ったんですけど、まさにCMにピッタリな1曲って感じだなと思っていて。



だけど今回のは、ちょっとお高めのレストランで、生演奏とかあったりするじゃないですか。それにピッタリな感じ。



あぁ、それか、素敵な雰囲気のある純喫茶で流れてても良いな〜




そこで、しっかり豆から挽いた珈琲をマスターが入れてくれて、聴きながら飲むの。




絶対美味いわその珈琲。





つまりは、吉野晃一チャンネルのはSugar強めで、今回のはCoffee強めな感じ。





(伝われ)







とまぁその後にMC。




ここでは、グッズのUSBカードについての説明が主に行われました。





「ここはね、しょうちゃんに頼みたいと思います」


と。




するとにんまり笑った上條さん。





「この時間を1番楽しみにしてたんですよ〜!」




スラスラペラペラと話し始めました。



あれ、始めの時より声、大きくない!?!?笑





分かります。



自分の好きなこと、得意なことになると流暢になるし、声も大きくなりますよね、うん。




で。






身振り手振りで色々と説明してくださったんですが、結局、よく分からず…




兎に角、すっごく良いものってことは伝わりましたね。笑




吉野さん、太っ腹なんだそうです。




8GBにしてくれたから、容量がかなり入るんだとか…?




上條さん、曲1万曲くらい入りますよ!!って豪語し、会場のスタッフさんにそれは無いと。1600曲くらいだと指摘され、



「いいじゃん盛らせてよ!」と。笑




吉野、「盛らせてよ」をどう解釈していたのか、「????」ってなってて、数秒経ってから理解されてました。




どんな「もらせてよ」だと思ってたんだよ。







「上からになっちゃうけど、この旅をしてて、本当に成長したなと思うよ」


と上條さん。



それにまんざらでもない笑顔を見せる吉野。





「初めの頃をみんなに見せてあげたい。

MCの時も歌う時もほとんど俺の方向いてるし。

誰に向かってやってんだよって。笑

俺に向けて歌ってくれてんのかなって感じだった。」



のだそう。




上條さん曰く、吉野さん、余裕も出て来たんですって。




今までは、本当に、100%!!って感じで、ギターとも合わないし走ってしまう部分があったと。


だけど今は、100%に見せた70%くらいで余裕がある。それくらいだと伸び代もあるし、ちゃんとギターと合うようにもなった。

音が聞こえるようになったよね、と。





それを聞いた吉野。



「そうそうそう。そうなるように気を付けてやってんねん」




????




「こう言うと、上からになっちゃうけど〜笑」




!?!?







上條さん。



「あぁ、俺に、よくそれに気付いたなってこと??笑」






「そうそうそうそう!!!あひゃひゃひゃひゃ!!」





吉野節、炸裂です。




つまりは、先ほど上條さんが褒めたことについて、自分は最近、そうなるように気を付けてやっているんだと。だから、そう思うのは合ってるよ、よく気付けたねってこと。





「そりゃあ分かるよ〜!」



って笑う上條さん、めちゃくちゃ面白かったです。









そして続いては


『Because I love you』




お初曲です。




歌う前に、みんなも一緒に歌ってほしいと。




ーBecause I love you

Because I need youー




何回か練習しました。



「高いって思うかもしれないけど、たぶんみんなのキーには合うと思うから」





わたしたちが歌ってみている時、それを聴く吉野の微笑みがめちゃくちゃ優しくて泣きましたね。




まぁね、でもね、まじでね、キー高いんですよ。笑




「女性コーラスになったようなつもりで歌ってください」と。




めっちゃプレッシャーやんけ…




そして始まった歌。




「今までになかった大人の歌です」

と歌う前に言ってたもんで、ソワソワしてたんですけど、何せわたしたちは、女性コーラスになったようなつもりで歌わなきゃなんないんで、それでもソワソワしてて、何か色々とソワソワした時間でしたね。



だけども、吉野と一緒に一緒の空間で歌えるという贅沢な時間。



存分に楽しめましたね。






そして


『You gatta be』




何だろう。


『Because I love you』に引っ張られ過ぎちゃったのか、この記憶が薄れまくってるんですよね…(涙)




ちょっと、北九州2nd行った方で、これを見てくださった方。


もしいらっしゃればどんなだったか、教えてください…


切実…




く、悔しい…






その後はまたMCに入るわけですけど。




ここですよ。


ここで、吉野の部屋がゴミっていうお話になったんです。笑





「ゴミ散らかりまくってて、ゴミ箱もないし、食べ終わったカップ麺の空とかもそこらへんに置きっ放しになってたりとか…」


「あ、言い過ぎた?これは言っちゃダメだった?」




って全部言い切った後に焦る上條さんも面白かったですし、




「んー、もうええんちゃう!?!?」




って割り切った吉野も面白かったです。






でも今は、上條さんが部屋でワールドカップを見られるようにと


L字型のソファーも買ったし、テレビも買ったのだとか。




上條さんに、グミ食べ終わったゴミをポイって捨てられたベッドも買い換えたんだって。




でもある時、テーブル届いたって吉野から連絡あったから部屋に行ってみたら、そのテーブルを組み立ててほしいってことだったらしく。笑




「ほとんど俺が組み立てたよね??」


と上條さん。




甘え上手というか何というか。




そういうのを悪気もなく出来て、しかも嫌々やらせるわけでもなくて。



本当に、生まれ持った才能ですよね。






んで、上條さんがグミのゴミをポイっとベッドに投げ捨て、テレビがないからとりあえず打ち合わせを切り上げて、車の中でワールドカップを見たという、その日に出来たのが、




今までになかった大人の歌


『Because I love you』


というわけです。笑




ワールドカップで盛り上がって、2人してハイタッチもしたんだって。笑







そーんな面白い話の後に、突然とやってきた歌


それが



『Pride』






これはね、目頭熱くなって、鼻がツーンとしてまいました。



泣いてた方もいらっしゃいましたね。





ーどれだけ信じていても

どれだけ愛していても

誰かを置いてけぼりにしても

僕が僕であるために

僕が生きて行くために

失くしちゃいけないものもあるんだー





いやーこれは。



これはね、本当にみなさまに聴いて頂きたいです。



お願いします。


吉野晃一チャンネルに載せてください。





あれがもう1サビ分くらい長ければ、多分涙流れてたなぁと思う。




うん。わたしはね、この歌を聴きながら。





7人の姿が浮かんでましたね。





苦しそうなんだけど、どこか振り切った感じ。




悲しいとかって感情は無いんだけども、でも涙腺に来る感じ。





あぁ、もう1回聴きたい。







そして最後は


『Scene』




みんなでクラップしながら。





Oh Oh Ohの部分は、勿論みんなで歌いました。



そこに吉野がハモりを入れてくる感じ。



最高にエモい。




何だこの一体感。




『Scene』って絶対最後の歌にピッタリだと思う。




『Scene』で締め括るライブって



最高にエモい。


(エモいが使いたいだけ)







そして最後。




みんなに向けて礼をしたのだけれども



やっぱり今までの名残があるのか



それともそこは吉野自身としても譲れない所なのか



礼が長めだったんですよね。






何だか嬉しかったなぁ。





そしてステージから降りて、後ろへと帰っていくんですが、




もーーう!!




めっちゃ近く通るねん!!!!!!!




もうね、ちょっと膝出してたら当たっちゃうくらい!!!





あ、来るなって思った時に、良い匂いするかなとかさ、LOEWEの香りするかな、とかね。



思ったのよ。




でもさ、実際真隣を通った瞬間、



わたし、






息止めてたよね。






何してんだって。





つっこんだよね。





だけどさ、仕方なかったんだよね。





何か体がブレて当たっちゃったりなんかしたらいけないとかさ、




考えたらさ、




無意識に息止めてたよね。





めっちゃ机の方に身体傾けてたよね。







いやそれでもさ、ちょっと服の裾当たったんだよそれくらい近かったの。






良い思い出だよね、一瞬だけど。










正直ね、



上條さんも第一印象良くなかったし、



本当に、“歌を聴きに行く”っていうのが初めてだから




どうなんだろうな〜って、ドキドキワクワクしてたの。





でもね、本当に行って良かったよ。





音楽を楽しむってこういうことかって




凄く伝わってきて。





こんなにも


音楽を全身で楽しんでいる人たちを見るのって



楽しいんだなって






あぁ、本当に余韻が凄いよ。





吉野晃一さま上條頌さま。



本当に有難う御座いました。



素敵なアーティストに出逢えたわたしたちは





幸せ者だな。